USB オーディオ・インターフェイス
次世代のサウンドは、もっとスマートに
あなたのクリエイティブに⾰命を起こす、⼩さな本格派。
evo 4はUSB バスパワー駆動なので、コンピューターとevo 4さえあればいつでもどこでも直感的に⾼品位なレコーディングが可能です。トラックやビートの打ち込み、ポッドキャストコンテンツの制作、対戦ゲーム実況など、あらゆるシーンで活躍し、アイデアをすぐに形にすることが出来る機能を備えています。
- 2in / 2out オーディオ・インターフェース
- スマートゲイン機能
- ループバック機能
- 高性能マイクプリ搭載
- USB バスパワー
- 超ローレイテンシー
- +48V ファンタム電源
- Mac M1 & M1 Pro & M1 Max 対応
- mac OS 13.X(Ventura)、windows 11に対応
※最新のドライバーをお使いください
もっと楽しみながらプロジェクトを進めてもいいんじゃないか
我々のミッションは、クリエーターの方々にレコーディングを簡単に楽しんで頂くための、革新的でシンプルなスタイリッシュなプロダクトを提供することです。どんな芸術形式にも囚われず、evo 4はインスタントに非常に高い音質を届けてくれます。
ポッドキャスター、ミュージシャン、プロデューサー、コンテンツクリエーターの全てが、evo 4を用いて、高いクオリィティーのオーディオを簡単にキャプチャーすることができます。心地よいサウンドを提供してくれる2機のevoマイクプリ、Hi-Zインストルメント入力、Smartgain(スマートゲイン)自動ゲインコントロール。
evo 4の中央にある大型ノブは、モニター、ヘッドホン、マルチ機能ボタンと組み合わせ、入力やヘッドホン出力の「イージーミュート」も実行できます。evo 4のオーディオループバック機能は、入力信号とコンピューターオーディオの同時録音を可能にしてくれます。この機能により、ポッドキャスターやビジネスミーティングで必要とされる、スカイプやビデオアプリのリモートゲストのオーディオキャプチャーが容易になります。
制作に必要なソフトウェアやプラグインも完璧に用意しました。また、電源はバスパワーで起動できるため、ライブや現場での使用も安心です。パワーサプライの心配はもうありません。
究極のミニマル・デザイン
⾼い技術⼒と⾰新性で極限まで無駄を省いたデザイン設計は、スタイリッシュで場所を選ばないワークスペースを演出します。
Work anywhere
evo 4は、コンピューターのUSB経由で給電を受けるバスパワーを電源に採用しています。いつでもどこででも、アイデアを逃すことなく録⾳できます。
高音質なパフォーマンス
evo 4には、20有余年に渡るAudientのオーディオ・デザインのノウハウを惜しみなく注ぎ込みました。素晴らしいオーディオ・クォリティを堪能していただけます。
2基のevo マイク・プリアンプ
クリーンで柔らかく正確な音質を誇り、58dB の高いゲインレンジのマイク・プリアンプです。
高いオーディオ入力性能
Audient iD44と同等の低歪スペックを実現しました。
JFET インストゥルメント(楽器)入力
ギターやベースを直接接続できるJFETインストルメント入力を備えています。
ハイ・パフォーマンス・コンバーター
113dBの高いダイナミックレンジ・コンバーター。ミュージカルな高品位のサウンドを支える96kHzサンプリング・レートを採用しています。
スマートゲイン機能
レコーディングの重要なテクニックの⼀つである、⾳量調整をevo 4が⾃動でサポート。スマートゲイン・ボタンを押して調整したいチャンネルを選び、マイクに向かって⾳声を⼊⼒するか、楽器をプラグインして演奏するだけで簡単に適正な⾳量レベルに調整されます。
スマートミュート機能
ヘッドホンをヘッドホンポートに接続すると、そのチャンネルにかかわらず、スピーカー出力がミュートされます。ラウドモニタースピーカーとヘッドホンモニターをシームレスに切り替えます。
ミキシングの際、トラックのモニタリングは幅広いリスナー(リスナーによって使用スピーカーやヘッドホンが異なるため)をカバーできるように、異なるヘッドホンやスピーカーを使用することをお勧めします。最低でも2 x ヘッドホンを使いましょう。
ヘッドホンでモニターしている時には、特にオープンバックやセミオープンのヘッドホンをしようしている場合、バックグランドでモニタースピーカーが再生していると邪魔になります。EVO 4のスマートミュートは、自動的にモニターミュートが作動します。
ループバック機能
マイクからの⼊⼒とコンピューターのサウンドを同時に録⾳する際にループバック機能を使⽤することができます。ポッドキャストやストリーム配信時、BGM を流しながら話したい時にも便利です。
チャンネル1〜4のマイクロホン入力はマニュアル・コントロールが可能です。スマートゲイン、長押し(LEDがフラッシュするまで押す)してのミュート機能も備えています。
入力チャンネル毎にファンタム電源のon/offが可能です。USB A–C接続でも2チャンネル分の供給が可能です。
マイクロホンの入力ゲインをevo4が自動で設定します。スマートゲイン機能をOFFにするとマニュアルでの設定やDAWからも操作することができます。
スピーカーやヘッドホンのモニターレベルをコントロールします。ボリューム・ボタンを押すと、スピーカー、ヘッドホンの音量操作が、ボリューム・エンコーダーでコントロール可能です。
モニターミックスは、evo4の出力で何を聴くかがコントロールできます。入力信号のモニター、コンピューターからのプレイバック、両方のブレンドが設定できます。モニターミックスボタンを押しボリュームノブを回すと、現モニターミックスセッティングをLEDで表示してくれます。コンピューターからのプレイバックを聴きたい場合は時計回りに、入力信号を聴きたければ反時計回りに設定します。
さらに、モニターパン機能が2入力のセパレーションを可能にします。この機能は、ステレオソース(ピアノやシンセ)のレコーディングに役立ちます。ステレオソースのモニターやマイク設置にも最適です。モニター ミックス ボタンを長押ししながら、ボリュームノブでセンター〜L&Rチャンネルのパンが設定できます。
evo Control
高度なソフトウェア・コントロールとオーディオ・ループバック・ミキサーを搭載したEVO Control。あなたのevoシリーズがより高レベルでのオペレーションを楽しめるようになりました。EVO Controlはユーザーの使いやすさを第一にデザインされ、そのスタイリッシュなデザインを彷彿させるモダンな機能を提供してくれます。
モニターレベルの設定、マイクロホンのミュート、そしてスマートゲインの起動をコンピューターから直接行えます。
evo Mixer
あなたのワークフローがそのままお使い頂けるようにシンプルにデザインされた専用ミキサー・ソフトウェアです。入出力のルーティングやスムーズなセットアップ、超低レイテンシー・モニタリング、レベルのバランス&セット、ファンタム電源オン、ヘッドホン・ミックス等が可能です。
evoシリーズのオーディオ・ループバック機能は、evo Mixerから設定が⾏えます。オーディオソースのミックスや、ソフトウェア間でのルーティングが可能となります。
ドライバー・ソフトウェアは、Audient WEBサイトからダウンロードして頂けます。
Audient ダウンロード・ページ最新ファームウェアのご案内
EVOシリーズの最新ドライバーVersion4.4.0がリリースされました。
WindowsではARM64に対応、MacではOS 15 Sequoiaに対応済みとなりました。
EVO Driverは、Audient WEBサイトからダウンロードして頂けます。
ダウンロードはこちらフリー・ソフトウェア・バンドル
Audientの対象製品をお使いのユーザーの方々は、下記のDAW & プラグイン・ソフトをフリー・ダウンロードしていただけます。
※ フリー・ダウンロードしていただけるソフトウェアは、期間により変更されることがございます。予めご了承ください。
Softube Flow® Mastering Suite- New! -
Mastering Suite
Softube と提携して、音楽プロデューサーの時間と命を救う究極のツールである Flow® Mastering Suite の 1 か月間の無料トライアルを独占的にご提供します。
ARCに登録すると、1か月間の無料トライアルを独占的にご提供します。(*2025年10月8日まで)
GForce AXXESS- New! -
Fat, Gnarly, Flexible, Poly Synth Plugin
GForce AXXESSは、強力で使いやすい新しいシンセで、いくつかの優れた機能を備えています。パワフルなベース、高揚するリード、崇高なパッドをお楽しみください。
ARCに登録すると、独占無料永久ライセンスがご利用いただけます。(*2025年7月17日まで)
BigSky Plug-in
Multidimensional Reverb Plugin from strymon®
12のカスタムチューニングされた高解像度リバーブアルゴリズムを含む、Strymon BigSkyプラグインで、これまで想像したこともなかったリバーブサウンドを体験できます。
ARCに登録すると、120日間の無料トライアルをお試しいただけます。(*2024年9月12日まで)
詳細はAUDIENT ARC BigSkyをご覧ください。
Cubase™ & Cubasis™ LE 3
Music creation software from Steinberg®
Steinbergの大人気DAWソフトウェア。macOS、Windows、iOSでお使い頂けます。
※ 現在、Cubasis LE3の対応機種は、evo4、iD4、iD4mkⅡの3機種です。これら以外の機種につきましては、今後のアップデートをお待ちください。
Retrologue 2
Classic analogue synth from Steinberg®
Steinbergのクラシック・アナログ(ヴァーチャル)・シンセサイザー
M-Tron Pro LE
Digital emulation of the classic Mellotron®
The Beatles、Yes、Led ZeppelinやThe Moody Bluesが使用した1960年代のMellotron®のエミュレーション・ソフトウェア。Audientユーザーはフルバージョンへのアップグレードが、通常の50% offで行えます。
Torpedo Wall of Sound™
Highly realistic cab simulation from Two Notes®
キャビネット・シミュレーター・ソフトウェア。MesaBoogie、Fender、Ampegを含んだ8種類のキャビネット・シミュレーター。
Subito Piano
Your tracks through a real grand piano
MIDIトラックをグランドピアノでの演奏に変更してくれます。
Waldorf Edition 2 LE™
Software emulations of classic Waldorf®
synth PPG Wave 2™、drum module Attack™、filter D-pole™のWaldorf®プロダクトをお使い頂けます。
Produce Like A Pro™
3 free online courses plus 10% off your next course
レコーディングやミキシングのオンライン講座(英語)です。
2GB of free samples
Access the world’s biggest library of samples
drum loops、synth loops、vocal loopsのパッケージがお使い頂けます。
- ドライバーのインストール
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MacOSの場合
macOSでは、EVO 4はドライバー無しでも動作します。Loopbackの使用やファームウェアのアップデート用にEVOアプリケーションをインストールすることをお勧めします。
EVO 4 ダウンロードページからアプリをダウンロードし、下図のように.dmg fileをドラッグ&ドロップしてください。
次に、EVO 4をMacのUSBポートに接続します。ご使用中のMacにUSB-Aポートがない場合は、アダプターかドングルが必要です。
最後に、システム環境設定を開き、EVO 4をメイン入出力に選びます。
Windows OSの場合
EVO 4をWindows OSで使用する際はドライバーソフトが必要です。EVO 4の downloads page からダウンドードしてください。ダウンロード完了後.exe fileを起動し、インストールを開始してください。
スクリーンに従ってインストールを完了してください。このプロセスは少々時間がかかるかもしれません。
インストールが完了したら、FINISH(完了)をクリックした後、EVO 4を付属のUSBケーブルでコンピューターと接続します。
EVO 4をサウンドデバイスとして設定するには、「設定 > システム > サウンド > サウンドコントロールパネル」の順に進み、「再生」タブを選択します。
リストからEVO 4の「Main Output 1/2」を選んでクリックし、次に「既定値に設定」を選んでクリック、最後に「OK」をクリックします。
これで、コンピューター上で再生されるどんなオーディオもEVO4を通して再生されるようになります。
同様の手順で、録音タブのリストから「Mic | Line 1/2」を選び、「規定値に設定」します。
- Audio Loop-back(ループバック)
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ここではEVO4のループバック機能について基本的なセッティングをご説明します。
ループバック機能を使用すると、コンピューターのオーディオをマイク入力と同時に録音することができます。例えると、EVO 4メイン出力から、(コンピューターからの)サウンドをケーブルでそのままループバック入力戻し、録音するようなイメージです。
ただし、EVO 4のループバック機能を使えば、もちろんケーブルは不要です。マイク入力を使って録音している間も、コンピューターからのサウンドを出力し、それを録音することが可能なのです。コンピューター内のサウンドをマイクとは別のチャンネルで再生・録音できることで、ソフトウェアでの編集やミキシング時に、それぞれの音をより細かくコントロールできます。
例えば、ポッドキャストを配信する際に、Skypeで誰かにインタビューしながらそれを録音し、自分の声も同時に収録したい時や、ゲーム実況のYouTubeチャンネルで配信する際に、コンピューターでプレイしているサウンドと自分の実況を同時に収録したい時など、EVO 4ならすべての音を同時に聴きながら録音することもできます。
EVOはメイン出力からのオーディオでも、ヘッドフォンやスピーカーのオーディオでも、2つのオーディオソースをループバックすることが可能です。また、Loopback 1+2と呼ばれる2つのヴァーチャル入出力を使用すれば、スピーカーやヘッドフォンで聴いている音を分けることも可能です。
この機能を使うためには、コンピューターの出力をEVO 4のループバック出力に変更する必要があります。一部のソフトウェアでは、ソフトウェア内で変更できる場合もあります。方法に関してはソフトウェアメーカーのサポート窓口にお問い合わせください。
Web ブラウザやビデオ 通話サービスなどの出力チャンネルを設定できないソフトウェアの場合は、コンピューター自体のサウンド出力設定を調整する必要があります。
MacとWindowsそれぞれの設定方法は以下の通りです。
Windowsの場合
「設定 > システム > サウンド > サウンドコントロールパネル」の順に進み、「再生」タブを選択します。
リストの中から「Loop-back 1/2」を選んでクリックし、「既定値に設定」を選んでクリック、最後に「OK」をクリックします。こうすることで、アプリケーションは送られたサウンドをループバック再生するようになります。
Windowsでは、オーディオのソフトウェアとコンピューターのサンプルレートを同じにする必要がありますので、リストの「Loop-back 1/2」をダブルクリックし、「詳細」タブに移動し、「既定の形式」からあなたのオーディオソフトウェアと同じサンプルレートを選択してください。サンプルレートがわからない場合は、ソフトウェアの環境設定やプロジェクト設定メニューを確認するか、オーディオソフトウェアマニュアルを確認するか、ソフトウェアメーカーのサポート窓口にお問い合わせください。
次に、ご使用のオーディオソフトウェア上でもループバックされた音を認識できるように設定します。EVOのアプリケーション上にあるメニューバーから「Set loop-back Source」をクリックし、ループバックセンドをループバックソースに指定します。
録音またはストリーミング用ソフトウェアを開き、「loop-back 1/2」を入力ソースとして選択します。「loop-back 1/2」または「Inputs 3/4」と表示される場合もあります。
これでインプット1と2にあなたのマイクのためのチャンネルが設定され、録音ボタンを押すと、マイクの音声とコンピューターのサウンドが同時に録音されます。
オーディオソフトウェアの出力をアウトプット1と2に設定すると、レイテンシー(音の遅れ)を発生させることなく、コンピューターのサウンドとマイクの音声を当時にモニタリングできます。
macOSの場合
まずMac Audio MIDIをセットアップする必要があります。「ファインダー」から「アプリケーション > ユーティリティ > Mac Audio MIDI」へ進みます。
リストから「EVO 4」を選び、「スピーカー設定」を選びます。左右の出力を「Loop-back 1 (L) 」と「Loop-back 2 (R)」に設定します。これで、Macから奏でられるオーディオは、ループバック出力チャンネル経由で送られ、録音やストリームが行えます。
次に、ご使用のオーディオソフトウェア上でもループバックされた音を認識できるように設定します。
EVOのアプリケーション上にあるメニューバーから「Set loop-back Source」をクリックし、ループバックセンドをループバックソースに指定します。ループバック出力を設定しましょう。オーディオをキャプチャーするか、ストリームするために、ソフトウェアを開けてオーディオ入力をループバック入力にセットします。ソフトウェアにもよりますが、信号はLoopback 1+2 またはInput 3+4に割り当てられます。
これでインプット1と2にあなたのマイクのためのチャンネルが設定され、録音ボタンを押すと、マイクの音声とコンピューターのサウンドが同時に録音されます。
オーディオソフトウェアの出力をアウトプット1と2に設定すると、レイテンシー(音の遅れ)を発生させることなく、コンピューターのサウンドとマイクの音声を当時にモニタリングできます。
- iOSとの互換性について
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EVO 4は、バージョン6以降のiOSデバイスでも、ライトニングケーブルまたはUSB-Cケーブルで接続してご使用頂けます。
iPad Pro (WITH USB-C PORT) の場合
EVO 4と iPad Proの接続は、USB-C↔USB-Cケーブルを使用します。
iPad Proの USB-Cポートは、USB バスパワー供給が可能です。
この接続ではEVO 4の使用(動作)に外部電源は必要ありません。
接続が完了すると、自動的にEVO 4がサウンドデバイスになります。iPad、iPad Air、iPhone (WITH LIGHTNING PORT)の場合
ライトニングポートを使用してのEVO 4とiOSデバイスの接続は、以下のインストラクションに従って下さい。
インストール / セットアップ
まずカメラコネクションキットをiPadに接続します。
次にUSBハブとカメラコネクションキットをつなぎます。
USBハブと電源を接続してから、EVO 4をUSBハブにつなぎます。
*1. APPLEカメラコネクションキットが必要です。
*2. アクティブUSBハブが必要です。アクティブUSBハブは、ライトニングポートがあり、EVO 4に十分なバスパワーが供給できるものをご使用ください。
*3. iOSの場合、EVO 4のループバック機能など一部の機能は制限されます。
- テクニカル・オーバービュー:仕様の概要
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以下の動画では高品質な録音や再生について、EVO 4が持つ特長と便利な使い方を紹介しています。
※ 歯車マークの設定ボタンをクリックして「字幕>自動翻訳>日本語」に設定してご覧ください。
- スマートミューティング機能
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ヘッドフォンポートにヘッドフォンを接続すると、スピーカーへのモニター出力は自動でミュートされるため、切り替えが簡単でスムーズです。
- 入力や出力をミュートする方法
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出力と両方の入力をミュートする機能があります。
いずれかのチャンネルボタンとボリュームボタンを同時に長押しすると、入出力ともにミュートされます。
この時、ボタンは点滅してミュート状態を表示します。ミュートの解除は、同様にボタンを長押しします。
この機能は、ポッドキャスト中に緊急に止めたいときなど、緊急ミュートできる便利な機能です。
- スマートゲイン機能とは何ですか?
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スマートゲイン機能は、EVOへ入力された信号で最適ゲインに自動調整してくれる便利な機能です。設定はとても簡単です。録音を始める前に設定すれば、簡単に完ぺきな入力ゲイン設定が可能です。以下に設定の手順を説明する動画があります。
※ 歯車マークの設定ボタンをクリックして「字幕>自動翻訳>日本語」に設定してご覧ください。例えば、ギターとマイクを同時録音したい場合は、まず緑色のマイクのマークがついたスマートゲインボタンを押します。入力の1と2のボタンを同時に押すと両方の音量が一度に調整できます。
- スマートゲインボタンを押します。
- スマートゲインLEDがグリーンに点灯します。
- 入力チャンネル(1&2)が点滅します。
- 調整する入力チャンネル(1or2、1+2)を押します。
- 再度スマートゲインボタンを押すと音量調整が自動で始まります。
- スマートゲインボタンがレッドに点滅始め、ボリュームノブのLEDが点灯し本機が認識していることを表します。
- マイクや楽器から音を入力します。
- スマートゲインモードが正しい音量のレベル設定を行い、完了するとスマートゲインボタンがグリーンに2回点灯して完了を表示します。
これで最適な入力ゲイン設定でレコーディングが開始できます。
LEDが赤く点灯している場合:
もしスマートゲインがどのチャンネルの音も認識していない場合は、LEDは赤く点滅します。ケーブル類の接続を再度確認し、ファンタム電源が必要なマイクを使用している場合はスマートゲインを設定する前に、48Vと書かれたボタンを押して必要なチャンネルに給電してください。マニュアルでの音量調整について:
マニュアルで入力ゲインを設定する場合は、入力1または2のボタンを押してセンターノブで音量を適切なレベルに調整します。
- ステレオで録音するにはどうすれば良いですか?
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1、2両入力のゲインをマッチさせ、L&Rチャンネルを同レベルに調整することができます。
この設定は、ピアノやギターの2xマイクのステレオ録音や、シンセやドラムマシーンのなどのステレオ信号に使用します。設定するには1、2ボタンを同時に押してゲイン設定を行います。
- 音が鳴りません。どうすれば良いですか。
-
音が鳴らない場合は、まず入力している音(信号)がEVO 4に来ているかどうかを確認します。録音に使用している入力1または2のボタンを押し、センターノブの周りのLEDが反応するかチェックします。この時、何の反応もない場合は以下の点を確認してください。
- ケーブル類の接続を再度確認し、別のケーブルを使用してみる。
- 入力のゲインを確認する。必要に応じてスマートゲイン機能を使用する。(スマートゲイン機能の使い方はこちら)
- +48vのファントム電源が必要なマイクを使用していないか確認する。必要に応じてファントム電源をONにする。(方法はこちら)
- モニターミックスを調整してみる。フェーダーのアイコンのついたモニターミックスボタンを押し、センターのコントロールノブを反時計回りに回し、LEDが動くか確認する。
- モニターやヘッドフォンとの接続と、ミュートになっていないかを確認する。
- DAWソフトまたは配信用ソフトウェアを確認する。※ 詳しくはソフトウェアの開発者やメーカーへお問い合わせください。
- コンピューターのシステム設定からサウンドのコントロールパネルからEVO 4を選ぶ。(MacOSおよびWindows OSのセットアップ方法はこちら)
他に不明点がある場合、こちらからお問い合わせください。
- ファンタム電源が必要なマイクを使うにはどうすれば良いですか?
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一般的にコンデンサーマイクの使用にはファンタム電源が必要です。48Vの電源はXLRケーブル経由でマイクロフォンに供給されます。稀にファンタム電源がマイクロフォンにダメージを与える場合がありますので、マイクの説明書をよく読んでください。
EVO 4のファンタム電源の投入は、チャンネルを選択して48Vボタンを押すだけで完了します。ファンタム電源がオンのチャンネルは、LEDがレッドに点灯します。
対応OS、最小システム要件
- Mac:macOS 10.7.5 (Lion)またはそれ以降、Intel CPU、1GB RAMメモリ以上
- Windows:Windows 7またはそれ以降(32bit または 64bit)、Intel Core 2 @1.6Ghzまたは同等のAMD製CPU、1GB RAMメモリ以上
- iOS(with powered USB hub)
※最新のドライバーをお使いください
マイク・プリアンプ
- マイクゲインレンジ:58dB
- ライン入力ゲイン:58dB w/-10dB Pad
- ファンタム電源:48v +/-4v @ 10mA/Channel
- マイク入力EIN:<-128dBu
- CMRR:>85dB @ 1kHz
- 最大入力レベル:+16dBu
- 入力インピーダンス(Mic):>3kΩバランス
- 入力インピーダンス(Line):>10kΩバランス
- 周波数特性:+/-0.5dB 10Hz 〜 40kHz
- チャンネル間クロストーク:<-105dBu @ 1kHz & 10kHz
- THD+N @ 0dBu(1kHz):<0.0015%
- SNR:100dB
- XLR:Pin 2(Hot)、Pin3(Cold)& Pin1(Shield)
- 1/4インチ・ジャック:TIP(Hot)、RING(Cold)& SLEEVE(Shield)
D.I
- D.Iゲイン:58dB
- 最大入力レベル:+10dBu
- 入力インピーダンス:1MegΩ Unbalanced
- 周波数特性:+/-0.5dB 10Hz 〜 50kHz
- THD+N @ 0dBu(1kHz):<0.3%
- SNR:100dB
- 1/4インチ・ジャック:TIP(Hot) & SLEEVE(Shield)
ADC 入力
- デジタル・リファレンスレベル:+8 dBu = 0 dBFS
- 周波数特性:-105dBu @ 1kHz & 10kHz
- THD+N @ -1dBFS (1kHz):<0.001%
- ダイナミックレンジ:113dB(A-weighted)
DAC 出力
- 最大出力レベル:+11dBu
- デジタルリファレンスレベル:0dBFS = +11dBu
- 出力インピーダンス:<100Ω Balanced
- 周波数特性:+/-0.5dB 10Hz 〜 Fs/2
- クロストーク:<-110dBu @ 1kHz
- THD+N @ -1dBFS (1kHz):<0.0015%
- ダイナミックレンジ:113dB A-weighted
- 1/4インチ・ジャック:113dB A-weighted
ヘッドホン出力
- 最大出力レベル:-8 〜 +50 dB
- デジタルレファレンスレベル:-18 〜 +40 dB
- 出力インピーダンス:<50Ω
- クロストーク:-110dBu@1kHz
- THD+N @ -1dBFS (1kHz):<0.0015%
- ダイナミックレンジ:113dB
- 最大レベル→ 30ohms:+0.5dBu, 0.0025% THD+N, 1.16Vpk Power : 45mW
- 最大レベル→ 60ohms: +4.22dBu, 0.0015% THD+N, 1.78Vpk Power : 52mW
- 最大レベル→ 600ohms: +10.1dBu, 0.0018% THD+N, 3.52Vpk Power : 20mW 1/4インチ・ジャック:TRS
DSP ミキサー・レイテンシー(IN → OUT)
- 44.1 kHz:0.594ms
- 48.0 kHz:0.552ms
- 88.2 kHz:0.302ms
- 96.0 kHz:0.281ms
DAW 再生レイテンシー(@ 32サンプル・バッファーでのソフト・インストルメントの再生)
- 44.1 kHz:〜2.5ms
- 96.0 kHz:〜2ms
DAW ソフトウェア・モニター・レイテンシー @ 32サンプル・バッファー(IN → OUT)
- 44.1 kHz:5ms
- 96.0 kHz:4.1ms
USB 2.0 High Speed
- 入力チャンネル:2 Analogue
- 出力チャンネル:2 Digital
- コネクター:USB Type-C
- 同梱ケーブル:1m USB 2.0 Type-C 〜 USB Type-A
サイズ、重量
- W140mm x H67mm x D67mm
- 360g