クラス最高峰のオーディオ・インターフェイス
The professional sound you deserve
英国のコンソール・ブランド「audient」は、クリエイターの集中力を損なわせないシンプルな操作性と最高のオーディオ品質を同時に提供するオーディオ・インターフェース「iD22」を完成させました。iD22にマイク、コンピューター、モニターを接続するだけで、あなたのDAWはワールドクラスのレコーディング・スタジオと同等のシステムに変貌します。
- 2-in/6-out + ADAT i/o
- 高性能24-bit/96kHz AD/DA コンバーター
- 2系統のclass-Aマイク・プリアンプ
- 1系統のディスクリートJFET楽器入力
- アウトボードの接続が可能なバランス端子のインサート入出力
- 独立DACによる高出力のヘッドフォンアンプ
- モニターMIX用の低レイテンシーDSPミキサー
- メイン出力/サブ出力 切替え可能なステレオ出力
- ユーザーによるアサインが可能なハードウェア・コントロール
- USB2.0対応
- ARC フリー・バンドル・ソフトウェア&プラグイン
- Mac M1 & M1 Pro & M1 Max 対応
- Mac OS10.7.5 以降対応(OS 12.X Monterey対応)
- Windows 7 以降対応(windows 11対応)
※最新のドライバーをお使いください
プロのサウンドクオリティをその手に
Audientコンソール直系のClass-A マイク・プリアンプ搭載
iD22には、全世界で50,000チャンネル以上使われている audient コンソールと同じマイク・プリアンプが2基搭載されています。マイク・プリアンプ回路にはICチップを使用せず、ディスクリート・トランジスターを採用しています。それにより、クリーンで音楽的に豊かなキャラクターを生み出すClass Aのフロントエンドを実現しました。クラシカルなアナログの暖かみを保ちながら、ノイズと歪みを極限まで抑えたiD22のAudient コンソールマイク・プリアンプは、あなたにプロフェッショナルの現場と同等のサウンドを届けてくれます。
細部に宿るこだわり
気鋭のコンバーター・テクノロジー
iD22には2系統のアナログ入力、6系統のアナログ出力が搭載されています。これらはクラス最高の音質を実現する24-bit/96kHzコンバーターでドライブされています。最適なパーツ選択と回路の研究を重ね、リスニングテストを繰り返して、そのパフォーマンスを完成しました。結果、「シャープなステレオ・イメージ」、「明確なディテール」、「スピード感ある低域 & スムーズな高域」と、素晴らしいサウンドを実現に至りました。
独立回路のディスクリート・ヘッドフォン出力
iD22は、接続するヘッドフォンのインピーダンスの影響を受けにくい、ディスクリート高電流型ヘッドフォン・アンプを搭載しています。ヘッドフォン出力用に独立したDACを設け、非常に高い音質を確保しています。
- ダイナミックレンジ:114dB(A-weighted)
- THD+N @ -1dBFS(1kHz):<0.0008%(-101dB)
必要に応える機能拡張
iD22は2in / 6outのインターフェースにとどまりません。ADAT&SPDIFの両信号をサポートするオプティカル入出力によるチャンネル拡張が可能です。例えば、ドラム録音の様な場合は、audient ASP008 / 8chのマイクプリを接続し、10ch入力が用意できます。また、お気に入りのデジタル対応アウトボード(リバーブ等)を接続する場合は、SPDIFにステレオ接続することも可能です。これらの入出力は、付属のソフトウェア上でのルーティング機能からも、iD22は柔軟で便利なデスクトップ・パッケージであると確信しています。
MicPre:サウンドの違いを聴き比べてみてください
こちらの動画は、Audientのレコーディング・コンソール「ASP8024-HE」から「iD4」までのサウンドを同じ条件下でレコーディングしたサンプルです。
Audientでは、フラッグシップのレコーディング・コンソールから、最も小さいオーディオ・インターフェイスまで、同じ回路設計によるマイクプリと高性能なコンバーターで、可能な限り同じパフォーマンスの音質を追求しています。
各機種の音の違いがお判りになりますか?
Audient マイクプリ・テクノロジー詳細両チャンネルには、pad、コンデンサーマイク用ファンタム電源、低域をカットするハイパス・フィルター、位相スイッチが搭載されています。また、チャンネル2には、ギターやシンセサイザーを直接入力できるJFETディスクリートDI入力も備えています。
2系統のバランス・インサート入出力は、AD変換直前にお気に入りのコンプレッサーやEQを接続することができます。また、RETURN端子にプリアンプ等を接続するとAD/DAに直接入力されるため、iD22のプリアンプを通らない純粋なADコンバート信号のみを録音することもできます。
iD22のモニター・コントロール部には「モノラル切替え」「位相切替え」「dim」「カット」「ALT(スピーカー切替え)」「トークバック」「cue mixモニタリング」等、大型コンソールと同様の機能を搭載しています。それらの豊富な機能によって、iD22はスタジオのハブ機として活躍できる機能を十分備えています。
音楽製作に集中している際、本機は各機能の操作が簡単にできるように注意深くデザインされています。本体コントロール面のファンクション・スイッチ(F1~F3)に、インスタント・アクセスしたい機能を割り当てる事ができます。例えば、トークバックをオン/オフにする度に毎回画面を切り替える面倒な操作が不要になります。
iD22の筐体はすべて金属製で、大型ノブもアルミ素材を採用しています。独立したDIMやCUTスイッチに加え、トグルスイッチにも良質なパーツを使っており、大型コンソールの使い勝手を知っているプロの方々に、同じようなフィーリングと操作性を提供してくれます。
iD22内のルーティング、ミックス、スイッチのアサイン等は、全て付属のソフトウェアから操作できます。本当に必要な機能だけを抽出し、簡単で素早く操作できるようデザインしました。大型のコンソールと同様の方法でチャンネル名を付けることも可能です。 一目して状況が把握でき、快適な音楽製作が楽しめます。
AD/DAセクション
iD22は、Burr-Brownの中でも最高クラスのPCM4220をADCチップに使用しています。ダイナミックレンジは123dB、A-weighed計測時でも120dBに達します。その音像は、力強く、大きく、限りなくナチュラルです。更に、シグナルのクリップをリミッティングするという使い方も可能です。例えば、レコーディング音源をあえてAD段でクリッピングさせ、音圧を稼ぐ使用方法でも好結果を得られるでしょう。さらに、ADCのフロントエンドには最新型のNJM8080Gオペアンプを採用し、超ローノイズで素晴らしいパフォーマンスを実現しています。
Burr-Brown PCM1798 DACも、最上クラスのDACチップの一つです。PCM1794(Texas InstrumentsとBurr−Brownが製造するチップ)も試しました。確かに、スペックシート上ではそちらのほうが僅かに優れた特性を持っていますが、我々の設計に於いてはどちらも結果は変わりませんでした。IVコンバーターのオペアンプにはADC部と同じNJM8080Gを採用しました。デジタルボリュームコントロールが使われたバランス・アウトは、非常に明瞭なサウンドを聴くことができます。回路上に余計なシグナル・パスは追加されていない為、DACからバッファ/ラインドライバーを通ったピュアなサウンドが出力されます。
また、水晶発振によるアナログ/デジタルの2ステージPLL方式クロック・ジェネレーターにより、ステレオ・イメージを安定したオープンな状態に保ちます。
このiD22は、最高品位のパーツと長年練り上げた回路設計によって、素晴らしいパフォーマンスを届けてくれます。ハイエンド機器と十分に競り合える性能には驚かれることでしょう。現在、市場で手に入るどのコンバーターよりもプライス・バリューが高いことは間違いありません。例えば、AD/DA界の最高峰モデルとして有名なUK-P社のAD/DAコンバーターと比較した場合、A/D部にCS5381、D/A部にCS4398チップを使用するなど確かに素晴らしい製品です。しかし、価格面では3~4倍ほどiD22よりも高価格です。P社が唯一、ADC/DAC の性能がiD22に拮抗していますし、ベンチマークテストの結果は非常に優秀でした。
高音質ヘッドフォン・アンプ
ヘッドフォン・アンプにも、PCM1798が専用で使われています。IVコンバーターの仕様も前述と同様です。出力ドライバーには、プッシュ・プルのクラスA−Bディスクリートトランジスター回路を採用しています。32-600 ohmのインペーダンスのヘッドフォンでも、同様にドライブできる最適な特性を得ました。
電源部
iD22はアダプターサプライ電圧から内部昇圧され、±14V、5V、4Vの独立3電源が本体内でそれぞれ用意されています。±14Vはラージ・コンソールと同じマイクプリに必要なレンジの回路電圧です。5V、4Vの電源はローノイズ・レギュレーターへ送られ、コンバーターの正確なリファレンス・ボルテージとして供給されます。これによって、常に安定したコンバージョン動作を行うことができる訳です。iD22の高音質を引き出すために、充実した電源部は必須なのです。
下記の表は、他社競合製品とのADコンバーターの性能を比べた結果です。
専用ミキサー・ソフトウェア
超ローレイテンシーを実現するミキサー・アプリ
iDミキサー・アプリケーションは、入力チャンネル、マスターセクション、モニターコントロール、3つのセクションから構成されており、iD22の各操作がコンピューターから行えます。(※各セクション、各機能の役割は、ユーザーマニュアルをご覧ください。)
iD Mixer Appは、Audient WEBサイトからダウンロードして頂けます。
ダウンロードはこちらInput Channels/入力チャンネル
入力タイプの選択、ミキサーの入力チャンネルのような、フェーズ、パン、ステレオグルーピング、ブースト、ミュート、ソロ機能に加え、フェーダーとメーターを備えています。
Master Section/マスターセクション
コンソールのマスターセクションと同様、各ミックス機能を司るセクションです。ミックスの選択、Cueミックス名、ミックスソロ、ミックスレベル、ミックスメーター、クロノメーター、チャンネルビューのミックスに有益な機能を備えています。
Monitor Controls/コントロール
モニターコントロール機能は、マスターセクションにある6種類のボタンからアクセスできます。以下6種類の機能です。TB (トークバック)、ø (位相反転)、Mono(モノ)、Alt(オルタメート)、Dim(ディム)、Monitor and Headphone Mute(モニター&ヘッドフォンミュート)
さらに、システムパネルから、入力デジタルフォーマット、クロック、出力ルーティング等も選択&設定可能です。また、ミキサープリセットのセーブ&ロードも行えます。
フリー・ソフトウェア・バンドル
Audientの対象製品をお使いのユーザーの方々は、下記のDAW & プラグイン・ソフトをフリー・ダウンロードしていただけます。
※ フリー・ダウンロードしていただけるソフトウェアは、期間により変更されることがございます。予めご了承ください。
Softube Flow® Mastering Suite- New! -
Mastering Suite
Softube と提携して、音楽プロデューサーの時間と命を救う究極のツールである Flow® Mastering Suite の 1 か月間の無料トライアルを独占的にご提供します。
ARCに登録すると、1か月間の無料トライアルを独占的にご提供します。(*2025年10月8日まで)
GForce AXXESS- New! -
Fat, Gnarly, Flexible, Poly Synth Plugin
GForce AXXESSは、強力で使いやすい新しいシンセで、いくつかの優れた機能を備えています。パワフルなベース、高揚するリード、崇高なパッドをお楽しみください。
ARCに登録すると、独占無料永久ライセンスがご利用いただけます。(*2025年7月17日まで)
BigSky Plug-in
Multidimensional Reverb Plugin from strymon®
12のカスタムチューニングされた高解像度リバーブアルゴリズムを含む、Strymon BigSkyプラグインで、これまで想像したこともなかったリバーブサウンドを体験できます。
ARCに登録すると、120日間の無料トライアルをお試しいただけます。(*2024年9月12日まで)
詳細はAUDIENT ARC BigSkyをご覧ください。
Cubase™ & Cubasis™ LE 3
Music creation software from Steinberg®
Steinbergの大人気DAWソフトウェア。macOS、Windows、iOSでお使い頂けます。
※ 現在、Cubasis LE3の対応機種は、evo4、iD4、iD4mkⅡの3機種です。これら以外の機種につきましては、今後のアップデートをお待ちください。
Retrologue 2
Classic analogue synth from Steinberg®
Steinbergのクラシック・アナログ(ヴァーチャル)・シンセサイザー
M-Tron Pro LE
Digital emulation of the classic Mellotron®
The Beatles、Yes、Led ZeppelinやThe Moody Bluesが使用した1960年代のMellotron®のエミュレーション・ソフトウェア。Audientユーザーはフルバージョンへのアップグレードが、通常の50% offで行えます。
Torpedo Wall of Sound™
Highly realistic cab simulation from Two Notes®
キャビネット・シミュレーター・ソフトウェア。MesaBoogie、Fender、Ampegを含んだ8種類のキャビネット・シミュレーター。
Subito Piano
Your tracks through a real grand piano
MIDIトラックをグランドピアノでの演奏に変更してくれます。
Waldorf Edition 2 LE™
Software emulations of classic Waldorf®
synth PPG Wave 2™、drum module Attack™、filter D-pole™のWaldorf®プロダクトをお使い頂けます。
Produce Like A Pro™
3 free online courses plus 10% off your next course
レコーディングやミキシングのオンライン講座(英語)です。
2GB of free samples
Access the world’s biggest library of samples
drum loops、synth loops、vocal loopsのパッケージがお使い頂けます。
- Windowsでインターフェースの接続が解除されてしまいます
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iD22が長い間接続されたままになっていたり、コンピューターがスリープから復帰した時に、この現象が起こることがあります。これは通常Windowsシステムのパワーマネージメント設定が原因です。
この問題が起きないようにするために、下記のように設定を変更してください。また、電源をセーブするために、USBポートのバスパワーを切ると、オーディオインターフェース(ハードウェア)との接続に問題を起こします。
- コントロールパネルを開け、デバイスマネージャーをクリックします。
- ユニバーサル・バス・コントローラー・メニューを開きます。
- USBオプションを右クリックし、プロパティーをクリックします。
- パワーマネージメントへ入り、セーブパワーをアンロックします。
- USBも同じようにユニバーサル・シリアル・バス・コントローラー・メニューでセーブパワーをアンロックします。
スクリーンショットのように、iD22はデバイスマネージャーのHuman Interface Devicesにあります。USB入力デバイスに同じ変更を行なってください。
もし複数のUSB入力デバイスがある場合は、プロパティを開きます。そこで、iD22を見つけたらパワーマネージメントのセーブパワーを解除します。
この変更で、iD22とコンピューターの接続が切れること問題が解決できます。
- iD Mixerアプリが表示されない
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最新版のドライバーにはスクリーンを占領しないように表示を隠す機能があります。以下の簡単な方法で、表示を戻すことができます。
Mac:スクリーンショットのように、iDアイコンがシステムトレイにあります。それを開いてShow Mixer(ミキサーを表示)を選択します。
Windows:iD Mixerが動作中は、iDアイコンをシステムトレイ(スクリーンの右下)内で見られます。それを右クリックで表示することができます。(スクリーンショットを参考)
- Windows用のドライバーインストーラーが途中で止まってしまう
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非常に稀ではありますが、Windowsのドライバーインストールが途中で止まってしまう症状が報告されています。インストーラーの起動前にiD22がコンピューターに接続されていると、一般的なUSBオーディオドライバーをiD22用にインストールしてしまい、iDインストーラーを正しくインストールできません。
解決するには、コンピューターを再起動して、iD22をコンピューターに接続せずに、インストールします。これで解決しない場合、管理者としてインストーラーを起動してください。この時、管理者アカウントにログインしていることを確認し、インストーラーファイルを右クリックして「管理者として実行」を選択します。
それでも解決できない場合は、セーフモードにして他のタスクを止めます。セーフモードについては以下をご参照ください。
https://support.microsoft.com/en-gb/help/12376/windows-10-start-your-pc-in-safe-mode
- Windows:マルチアプリケーションから同時にオーディオが聴けない
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ご使用のDAWアプリが、iD22のサンプルレートを固定してしまい、インターフェースから他のソフトでオーディオが出力できなくなることがあります。
このような場合、お使いの(システムの)入出力とソフトウェアのサンプルレートを統一してください。以下の手順をご確認ください。
- [コントロールパネル]>[サウンド]>[録音]>[iD22]を右クリック>[プロパティ]>[詳細]に入ってください。
- ドロップダウンに表示されている Bitの深さ、サンプルレート をメモで控え、[排他モード]ボックスのチェックを全て外してください。
- [コントロールパネル]>[サウンド]>[再生]>[iD22]を右クリック>[プロパティ]>[詳細]に入ってください。
- ドロップダウンメニューに表示されている Bitの深さ、サンプルレート がステップ2で控えたものと一致しているか確認し、[排他モード]ボックスのチェックを全て外してください。もしドロップダウンに表示されているものが違う場合は同じものを選択してください。
- オーディオソフトウェアで使用されるBitの深さ、サンプルレートも同じものかもご確認ください。
- Alt出力が動作しません
-
古いファームウェア使用していたり、初めてiD22を接続したりすると、Alt出力 (Outputs 3+4)が正常に動作しないことがあります。
これはアップデートの後、正常にリブートされていないためです。解決には電源とUSBを一時外し、改めて接続し直してください。
これでも正常に出力されないようであれば、信号が出力に送られるように、iDアプリとDAWのルーティングを確認してください。
- iD22に同軸のSPDIFは使えますか?
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同軸SPDIFデジタル出力がるマイクプリからiD22に入力したい場合、同軸からオプティカルに変更できるアダプターが必要です。フォトのアダプターは電源が必要なので、別途電源を確保してください。
- Converts digital optical to coaxial SPDIF or coaxial SPDIF to digital optical
- Input ports: 1 x TosLink (Optical Fibre), 1 x Digital Coaxial (Phono)
- Output ports: 1 x TosLink (Optical Fibre), 1 x Digital Coaxial (Phono)
- Supports uncompressed digital stereo audio input
- Includes 5V DC multi country power supply
- Dimensions: 46 x 46 x 24mm (WxDxH)
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- iD22のマイクプリをバイパスするには
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別のマイクプリの出力をインサートリターン(insert return:ADCに入力されるライン入力)に接続します。これで、オンボードマイクプリ/HPF & ライン入力もバイパスできます。これらのマイクプリ出力は、インサートセンド(insert send)から出力できます。
- iD22とモニタースピーカーはどのようにキャリブレーションすれば良いですか?
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モニタースピーカーの感度は、1〜2時の位置に設定したボリュームノブで快適なモニタリングができるようにすることをお勧めします。この設定は、出力DACの最大bitに近づけ、十分なプレイバックのヘッドルームを確保します。
もし、何もプレイしていない状態でスタジオモニターからホワイトノイズが聴こえたら、ゲイン設定が合っていません。iD22の0dBFS = +18dBuを基準にモニター入力ゲインを調整し直してください。
- iD22をボイスオーバーに使用するには
-
iD22は、オーディオ関連作業全般に広く使用できます。CUEミキサーと組み合わせればボイスオーバーに活用できます。
ボイスオーバーでの使用方法をその分野のプロと一緒に紹介します。
Check out the review by Paul Strikwerda
以下のリンクをご覧ください。
review of iD22
overview of the mixer software.
the remote client configuration
- ボイスオーバーの設定方法:Skypeの場合
-
以下がボイスオーバーの設定方法です。この設定はスカイプなどでクライアントやプロデューサーがモニターできます。
この設定の特徴
- アーティストは、スカイプからフィードバック等の障害なしに、ボイスオーバーを自身のDAWへ録音できます。
- アーティストは、クライアント、DAW、彼ら自身のモニターが可能です。
- アーティストは、ファンクションキーでマイクのミュートが可能です。
- アーティストは、ファンクションキーでスピーカーとヘッドフォンを切り替えてモニターできます。
- クライアント/プロデューサーは、受けた信号とDAWをモニターできます。
スカイプは自動的に最初の入力をセレクトします。もし、クライアントが前のテイク等を確認したい場合は、入力1からのすべての信号がどこかに必要になります。もっとも良い解決方法は、どこかへオーディオループを作っておくことです。
セットアップ
- マイクをチャンネル2に接続します。(DAWのマイクインは入力2です。DAWの入力モニターはオフにします。)
- TRS (バランス) ジャックのoutput 3とRET 1を接続します。
- Skypeの入出力をAudient iD22にします。
- DAWのマスター出力をモノoutput 3にします。
iD22 mixer セットアップ
- Mic 2をトークバック入力に設定する。
- Dim trimを「0」にする。
- Main Output → Main Mix
- ステレオボタンをクリックし出力3+4を2 x モノ出力に分け、出力3をCue Aにします。
- ヘッドフォン出力をAlt Mixにします。これで、ALTボタンでモニターとヘッドフォンを切り替えられます。
ミキサー内では、
- DAW 3+4をモノチャンネルに分け(パンはセンター)、DAW 3はチャンネルとして使用します。
- Cue Aマスターボリュームをフルに設定し、チャンネル2(トークバック/マイク)& DAW 3→Cue Aにします。これがスカイプに送られるオーディオになり、Cue A Master Soloで自分の声とDAWのバランスをモニターします。Cue A sendで各チャンネルを調整します。
- 自分の声とDAWからの返りの音が少し遅れ、聴きづらくなるので、入力1をミュートします。
- iD22のDAW 1+2フェーダーを上げ、Cueには送らないようにします。(スカイプからの音声が聴けます。)
- DAW 3を上げるとヘッドフォン&モニタースピーカーからDAWの音が聴けます。
- ファンクションキーの一つをトークバックに設定します。
- Cubasis LE3とiPhone / iPadを組み合わせて使用できますか?
-
現在、iPhone / iPadとCubasis LE3に対応しているのは、evo4、iD4、iD4mkⅡの3機種のみです。
基本スペック
- コンピューター接続方式:USB
- 入出力:2入力/6出力(ヘッドフォン含む)
- 入力:XLR/TRSコンボ(マイク/ライン) ×2
- TS(楽器入力) ×1
- プリアンプ数:2
- +48V ファンタム電源:有
- 出力:×4 (メイン ×2 / サブ ×2)
- 出力端子:TRS
- AD/DA:24-bit/96kHz
- デジタル入力:最大8(ADAT 44.1Hz使用時) / 2(SPDIF使用時)
- デジタル出力:最大8(ADAT 44.1Hz使用時) / 2(SPDIF使用時)
- MIDI入出力:不可
- クロック入出力:不可
- バスパワー駆動:不可
- 電源:付属アダプター(12VDC センタープラス)
- ラックマウント:不可
マイク・プリアンプ(インサートSENDで測定)
- マイク・ゲイン:-10 to +60 dB(-10dB Pad)
- ライン・ゲイン:-20 to +40 dB(-10dB Pad)
- ファンタム電源:48v +/-4v @ 10mA
- マイク EIN(等価入力雑音):<-125dBu
- CMRR(同相信号除去比):>80dB @ 1kHz
- 最大入力レベル:+22dBu(+32dBu with Pad)
- 入力インピーダンス(Mic):>3kΩ バランス
- 入力インピーダンス(Line):>10kΩバランス
- 周波数特性:+/-0.5dB 10Hz to 100kHz
- クロストーク:<-90dBu @ 1kHz & 10kHz
- THD+N @ 0dBu(1kHz):0.0015% (-96dBu)
- SN比:96dB
- ハイパスフィルター:-3dB @ 100Hz, 二次フィルター(12dB/オクターブ)
- XLR:ピン2(ホット)、ピン3(コールド) 、ピン1(シールド)
- 1/4” ジャック:チップ(ホット)、リング(コールド)、スリーブ(シールド)
D.I(チャンネル2/インサートSENDで測定)
- D.I ゲイン:-16 to +54 dB (-10dB Pad)
- 最大入力レベル:+16dBu (基準レベル)、 +22dBu
- 入力インピーダンス:1MegΩ アンバランス
- 周波数特性:+/-0.5dB 10Hz to 50kHz
- THD+N @ 0dBu(1kHz):<0.03% (-70dBu)
- SN比:93dB
- 1/4” ジャック:チップ(ホット)、リング(コールド)、スリーブ(シールド)
インサートSEND (マイク・プリアンプ OUT)
- 最大出力レベル:+22dBu
- 出力インピーダンス:<100Ω バランス
- 1/4” ジャック:チップ(ホット)、リング(コールド)、スリーブ(シールド)
ADC ライン入力(インサート Return/AES-17に基づきオプティカル出力にて測定)
- 最大入力レベル:+18dBu
- デジタル・リファレンスレベル:0dBFS=+18dBu
- 入力インピーダンス:>10kΩ バランス
- 周波数特性:+/-0.5dB 10Hz to Fs/2
- クロストーク:-100dBu @ 1kHz & 10kHz
- THD+N @ -1dBFS (1kHz):<0.002% (-94dB)
- THD+N @ -6dBFS (1kHz):<0.0015% (-97dB)
- ダイナミックレンジ: 117dB(負荷なし)、120dB(A-weighted)
- 1/4” ジャック:チップ(ホット)、リング(コールド)、スリーブ(シールド)
DAC 出力(1~4/AES-17に基づきオプティカル入力にて測定)
- 最大出力レベル:+18dBu
- デジタル・リファレンスレベル:0dBFS = +18dBu
- 出力インピーダンス:<100Ω バランス
- 周波数特性:+/-0.5dB 5Hz to Fs/2
- クロストーク:-110dBu @ 1kHz & 10kHz
- THD+N @ -1dBFS (1kHz):<0.0008% (-101dB)
- ダイナミックレンジ:110dB(負荷なし)、114dB(A-weighted)
- 1/4” ジャック:チップ(ホット)、リング(コールド)、スリーブ(シールド)
HEADPHONE 出力(5&6/AES-17に基づきオプティカル入力にて測定)
- 最大出力レベル:+18dBu
- デジタル・リファレンスレベル:0dBFS = +18dBu
- 出力インピーダンス:<100Ω バランス
- 周波数特性:+/-0.5dB 5Hz to Fs/2
- クロストーク:-110dBu @ 1kHz & 10kHz
- THD+N @ -1dBFS (1kHz):<0.0008% (-101dB)
- ダイナミックレンジ:110dB(負荷なし)、114dB(A-weighted)
- 1/4” ジャック:チップ(ホット)、リング(コールド)、スリーブ(シールド)
DIGITAL i/o
- ADAT 8 チャンネル使用可能:44.1 - 48kHz時
- ADAT 4 チャンネス使用可能:88.2 - 96kHZ時
- STEREO S/PDIF 44.1 - 96kHz
- USB2.0 HIGH SPEED
- 入力チャンネル数:10 (アナログ ×2、デジタル ×8)
- 出力チャンネル数:14(アナログ ×6、 デジタル ×8)
iD DSP Mixer 通過時のレイテンシー
- 44.1 kHz = 1.43ms
- 48.0 kHz = 1.31ms
- 88.2 kHz = 0.719ms
- 96.0 kHz = 0.656ms
DAW プレイバック時のレイテンシー@ 32 サンプル・バッファー
- 44.1 kHz = 3.166ms
- 96.0 kHz = 2.12ms
DAW通過時のソフトウェア・モニタリング・レイテンシー@ 32 サンプル・バッファー
- 44.1 kHz = 6.33ms
- 96.0 kHz = 4.24ms
電源
- 12VDC、センタープラス、DC アダプター(バスパワー供給不可)